局所性多汗症と全身性多汗症

多汗症対策


局所性多汗症と全身性多汗症

多汗症の分類方法に、身体の一部に多汗を生じる場合の局所性多汗症と、身体のほぼ全身で多汗を生じる全身性多汗症とに分ける場合があります。手のひら、足の裏の局所にのみに発汗するものを精神性発汗といいますが、そのため精神性発汗と局所性発汗が同じ意味で用いられることもあります。

全身性多汗症

発汗が全身に及ぶ全身性多汗症の場合は、胸部、腹部、背中、おしり、大腿部などにわたって発汗する場合が多い。さらに、顔、頭部、腋の下などからも発汗がみられるようです。これらの汗は温熱性発汗になります。さらに、これに手掌、足蹠の精神性発汗が加わる場合もあります。

局所性多汗症

局所性多汗症は一番症例数が多く、多汗症のほとんどは、この局所性多汗症だといわれています。
局所性の場合は、手掌、足蹠、腋窩、顔面、頭部など、限定された特定の部位からの発汗がみられます。多少の前後関係はありますが、これらの部位の発汗はほぼ同時に起こります。
  • 手のひらから発汗する人は、ほとんどの場合足の裏からの発汗もあります。いずれも精神性の発汗であります。
  • 手のひらと足の裏に加えて、腋の下からの多汗がみられる場合も多くあります。
  • 腋の下のみの多汗も多くみられます。
  • さらに、上のようなケースに顔面、頭部からの多汗が加わる場合も少なくありません。
  • 顔面、頭部の多汗のみ、あるいは、顔面、頭部の多汗が主となるケースもあります。

局所性多汗症の発汗部位ごとの名称

手掌(シュショウ)多汗症は手のひらの多汗症
足蹠(ソクセキ)多汗症は足の裏の多汗症
腋窩(エキカ)多汗症は腋(わき)の下の多汗症
手掌足蹠(シュショウソクセキ)多汗症は手のひらと足の裏の多汗症